2020/04/17 16:48
コールドプロセス製法は、加熱して製造された一般的な石鹸に比べ、グリセリン、ビタミン、有効成分などを壊すことなく、これらの有効成分を石鹸に閉じ込めることで、肌あたりのやさしい石鹸になります。
冷製法といわれるコールドプロセス製法低温製法は安心感や品質に定評があります。
この製法は、油脂に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムを加えて撹拌し、加熱せずに自然に発生する反応熱だけで鹸化反応を行います。そのため、有効成分を損なうことなく、出来上がる石鹸に含まれる油脂の有効成分や原料の性質の効果が活かせることが一番の特徴です。さらに、石鹸をつくる過程で起こる「鹸化(けん化)」という化学反応では、副産物として天然保湿成分のグリセリンも生成されます。
低温製法は釜焚き法に比べゆっくりと反応するため、けん化及び乾燥に少なくとも8週間“じっくりと丁寧に”時間をかけます。